SERVICES · 2026.08.23 · 5 MIN
オーダースーツで後悔する理由|初回で外さない選び方
後悔の大半は生地でなく採寸と用途で起きる
01
1着目で冒険すると外す
02
体型が動く時期は作らない
03
直せる範囲を先に確認する
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条件別の選び方
1着目で外すかどうかは、生地ではなく採寸をどこで済ませるかで決まります。
-
自分で測って安く仕上げたい
ネットで採寸値を入力して注文する型。店に行かずに済み価格を抑えやすいが、測り方を間違えるとそのまま仕上がりに出る
-
採寸を人に任せたい
来店して採寸する型で、成果地点も来店予約になっている。初回で体型の癖を拾ってほしいなら、店で測ってもらうほうが外しにくい
| サービス | 採寸のしかた | 価格(税込) | 納期 | 申し込み |
|---|---|---|---|---|
| オーダースーツSADA 採寸を人にやってもらいたい人向け | 店舗で採寸(全国47店舗・来店予約制) | 21,780円〜 | 店舗に確認。短縮は有料で10日間+7,700円/3日間+33,000円 | 見てみる |
| Suit ya(スーツヤ) 店に行く時間をかけたくない人向け | 自宅で採寸(自己採寸・採寸代行・既成サイズの3通り) | 29,800円〜 | 約30日(サイト表示は25日/エクスプレス便17日) | 見てみる |
料金は改定されます。金額を載せているのは公式サイトで実際に確認できたものだけです(2026-08-22時点)。最新の条件は各公式サイトで確認してください。 実測値の出典: オーダースーツSADA 、Suit ya(スーツヤ)
作ってみたが思っていたものと違う。既製品のほうがよかった気がする。
オーダースーツで後悔した話を読むと、理由は生地やブランドではなく、採寸と用途の決め方に集まっています。
結論:後悔は「1着目で冒険したとき」に起きる

初回のオーダーで外す人には共通点があります。既製品では選ばないものを、オーダーだからと選んでいることです。
| 初回でやりがち | 何が起きるか |
|---|---|
| 明るい色や柄を選ぶ | 着る場面が限られ、稼働率が落ちる |
| 細身に振る | 座る・かがむで突っ張り、着る回数が減る |
| 3ピースにする | ベストを使わず、結局2ピースとして着る |
| 裏地や刺繍で遊ぶ | 満足はするが、着るかどうかとは無関係 |
1着目は既製品で選ぶのと同じ基準で選ぶのが正解です。 オーダーの利点はサイズであって、デザインの自由度ではありません。
サイズの利点が自分に出るかどうかは、既製品で合わない箇所が肩幅・胴回り・着丈にいくつあるかで決まります。
後悔の型1:採寸のときに動かなかった

採寸は直立した状態で行われます。しかし実際に着るのは、座る・腕を上げる・かばんを持つ状態です。
- 座ったときに股上が引っ張られる
- 腕を前に出すと背中が突っ張る
- かばんを肩にかけると肩線がずれる
採寸中に一度でも動いてみてください。 直立で完璧に合っているスーツは、動くと窮屈になることがあります。
後悔の型2:体型が動く時期に作った

オーダーは作った日の体型に合わせます。その後に体重が動けば、既製品より合わなくなります。
| 時期 | 判断 |
|---|---|
| 体重が3か月で3kg以上動いている | 作らない。安定してから |
| 転職・部署異動の直前 | 着る場面が変わる可能性。決まってから |
| 体型が安定している | 作ってよい |
体型が動いている時期に一式そろえる必要が出た場合は、借りるという選択肢のほうが損失が小さくなります。
後悔の型3:何着目かを決めずに作った

1着目・2着目で決めるべき項目が違います。ここを混ぜると外します。
- 1着目 — 濃紺かチャコールの無地。どの場面でも着られるもの
- 2着目 — 1着目の弱点を埋めるもの(季節・柄・重さ)
- 3着目以降 — ここで初めて好みに振る
1着目で好みに振ると、着回しの土台が無いまま枚数だけ増えます。 必要な枚数の考え方はスーツのクリーニング頻度側にも書いていますが、2着を交互に回すのが生地には最も優しい形です。
注文前に決めておく5項目

これだけ決めてから店やサイトに行けば、初回で大きく外すことはありません。
- 色 — 濃紺かチャコール(1着目は無地)
- 用途 — 通勤か、式典か、どちらもか。1つに絞る
- 季節 — 通年か、夏物か。通年から入る
- 上限金額 — 決めてから見る
- 直せる範囲 — 出来上がり後の補正がどこまで無料か
5番目が抜けると、届いたあとに打つ手がなくなります。 ジャストサイズ保証のように、仕上がりが合わなかった場合の対応を明記しているサービスもあります。
ネットで作る場合の判断

店舗に行かずに注文する形式もあります。価格は下がりますが、判断が自分側に寄ります。
2026年8月20日時点で確認したネット完結型の価格は、上下一式29,800円からでした。店舗型のオーダーと比べると入りやすい水準です。
| 形式 | 向いている人 |
|---|---|
| 店舗で採寸 | 初めてで、動いたときの確認を人に任せたい |
| ネットで注文 | 手持ちのスーツで実寸が分かっていて、価格を抑えたい |
ネットで作るなら、手持ちの一番よく着ているスーツを実測してから始めてください。 身長と体重だけの入力に頼ると、初回で外す確率が上がります。
届いたあとにやること

作って終わりではありません。稼働率を落とさないための手当てがあります。
- 最初の1週間で違和感を洗い出す — 補正の期限がある場合が多い
- 上下をセットで着る — 片方だけ着ると生地の状態がずれ、後で組み合わせられなくなる
- 出しすぎない — クリーニングの回数は生地を削ります。頻度はスーツのクリーニング頻度を参照してください
よくある質問
Q. 既製品で十分ではないですか
体型が標準的な範囲に収まっているなら、既製品で足ります。オーダーが効くのは、既製品だとどこか1か所が必ず余る・足りない人です。
肩が合うとウエストが余る、丈を詰めるとバランスが崩れる。この状態が続いているならオーダーの出番です。
Q. 安いオーダーは後悔しますか
価格帯より、採寸と補正の条件のほうが結果に効きます。安くても補正が効けば実用に足り、高くても採寸を外せば着なくなります。
Q. 生地は何を選べばいいですか
1着目は通年で着られる中肉のウールで問題ありません。番手や産地の違いは、2着目以降に考える項目です。
Q. 何日くらいで届きますか
形式によって幅がありますが、式典に間に合わせる用途なら余裕を持って発注してください。急ぎの用件に対しては、オーダーは構造的に向きません。
Q. 2着目はいつ作ればいいですか
1着目を半年着て、どこが足りないかが言葉にできてからです。足りない点が言えない段階では、2着目も同じものになります。
まとめ
- 後悔の原因は生地やブランドではなく、採寸と用途の決め方
- 採寸中に座る・腕を上げるをやると、突っ張る箇所が分かる
- 体重が3か月で3kg以上動いているなら、いまは作らない
- 1着目は濃紺かチャコールの無地。好みに振るのは3着目から
- 仕上がりが合わなかったときに直せる範囲を、注文前に確認する
まず手持ちで一番よく着ているスーツの肩幅を測ってください。その1つの数字が、初回の失敗をほぼ防ぎます。
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参考・出典