SERVICES · 2026.08.22 · 6 MIN
オーダースーツに意味はあるか|体型で決まる
意味が出るかは体型で決まる
01
差が出るのは3か所だけ
02
合わない箇所が2つ以上か
03
生地とブランドは関係ない
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条件別の選び方
意味が出るかは、既製品で合わない箇所がいくつあるかで決まります。1か所以下なら、作らないほうが早く終わります。
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肩幅・胴回り・着丈のうち、合わない箇所が2つ以上ある
来店予約を取って店舗で採寸する型で、全国47店舗が対象です。複数の箇所がずれている体型は、直立で測った寸法だけでは拾いきれません。納期を縮めたい場合は有料の短縮が用意されています
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合わない箇所が2つ以上あるが、店に行く時間を作れない
自宅で採寸を済ませる型で、自己採寸・採寸代行・既成サイズの3通りから選べます。測り方がそのまま仕上がりに出るため、手持ちで一番合う1着を基準にできる人向けです
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合わない箇所が1か所以下で、着る場面も決まっている
既製品で足ります。同じ予算をシャツや靴へ回すほうが、人から見える部分は動きます。オーダーにしても変わるのは生地と裏地だけです
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体重が増減している最中である
いま測っても、仕上がる頃には寸法が変わります。オーダーは作り直しが効かないため、体重が落ち着いてから数え直すほうが損が出ません
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今年スーツを着る予定が数えられるほど少ない
作る段階ではありません。手持ちの1着を直しに出すほうが、費用も時間も小さく終わります
| サービス | 採寸のしかた | 価格(税込) | 納期 | 申し込み |
|---|---|---|---|---|
| オーダースーツSADA 採寸を人にやってもらいたい人向け | 店舗で採寸(全国47店舗・来店予約制) | 21,780円〜 | 店舗に確認。短縮は有料で10日間+7,700円/3日間+33,000円 | 見てみる |
| Suit ya(スーツヤ) 店に行く時間をかけたくない人向け | 自宅で採寸(自己採寸・採寸代行・既成サイズの3通り) | 29,800円〜 | 約30日(サイト表示は25日/エクスプレス便17日) | 見てみる |
料金は改定されます。金額を載せているのは公式サイトで実際に確認できたものだけです(2026-08-22時点)。最新の条件は各公式サイトで確認してください。 実測値の出典: オーダースーツSADA 、Suit ya(スーツヤ)
オーダースーツに意味はあるのか。検索する時点で、金額に見合うのかどうかを迷っています。
先に答えを書きます。意味があるかどうかを決めるのは、生地でもブランドでもありません。いまの体型が既製品と合っているかどうかです。
結論:意味が出るのは、既製品で合わない箇所が2つ以上ある人

オーダースーツが既製品と変わるのは、肩幅・胴回り・着丈の3か所です。この3か所が既製品で合っている人は、作っても着たときの差をほとんど感じません。生地の手触りと裏地の色が変わるだけになります。
逆に、2か所以上が合っていない人は、着るたびにその差が出ます。価格差を回収できるのはこちらだけです。
判断に使うのは数字ではありません。鏡の前に立って、その3か所がどうなっているかを数えます。数える対象が決まっているので、服の知識がなくても結論は出ます。
「意味ある」かどうかを生地やブランドの側で考えているうちは、答えが出ません。問いを体型の側へ移すと、その場で決まります。
既製品と差が出るのは肩幅・胴回り・着丈の3か所だけ

既製品は、決まったサイズ展開の中から一番近い1着を選ぶ形です。サイズ表は身長・胸囲・胴回りの組み合わせで作られているため、その組み合わせから外れた部分だけが合わなくなります。
肩幅
肩線が肩先で終わらず、腕のほうへ落ちていると、上半身が一回り大きく見えます。逆に狭いと、肩先に角が立ちます。
ここは仕立て直しがいちばん効きにくい場所です。袖を外して付け直す作業になるため、費用も時間も他の直しとは別の段になります。既製品で肩が合わない人にとって、オーダーの意味がいちばんはっきり出るのがこの1か所です。
胴回り
前ボタンを留めたときに、ボタンのまわりへ引っ張られた線が出るか、逆に脇が浮いて布が余るか。どちらもここが合っていない状態です。
正面から見て最初に目に入る場所でもあります。ウエストを絞る直しはできますが、胸囲との差が大きい体型では、絞るほど脇に縦のしわが集まります。
着丈
尻が隠れない丈は上半身が短く見え、長すぎる丈は脚が短く見えます。数センチで印象が動く割に、既製品では身長の刻みでしか選べません。
袖丈やウエストの絞りは、既製品を買ってから直しで寄せられます。オーダーでしか動かせないのは、この3か所だと考えてください。
自分の体型がどの形に近いかを先に知っておくと、判断が速くなります。肩まわりに厚みが出やすい体型かどうかは、骨格ストレートの特徴の側からも見分けられます。
自分の3か所が合っているかを数える

手持ちで一番合っていると感じる1着を着てください。基準になるのは過去の体型ではなく、いまの身体です。数年前に作った1着で判断すると、答えがずれます。
- 肩線が肩先で終わっているか。腕のほうへ落ちていれば1か所
- 前ボタンを留めて正面を見る。引っ張られた線が出るか、脇が浮けば1か所
- 着丈が尻を隠しているか。隠れないか、袖口が手の甲に被れば1か所
数えた結果が、そのまま判断材料になります。測るのではなく、鏡に出ている症状を数えてください。数字で測ると、どこまでを許容するかの線が引けず、判断が止まります。
肩幅が合わない体型は、胸囲の割に肩が広いか狭いということです。同じサイズ表の中では胴回りも一緒にずれるため、1か所だけで止まらないことが多くなります。
手持ちのスーツが1着もない場合は、店で試着してから数えてください。試着室で肩線と前ボタンだけ見れば、その場で2つは数えられます。買う場所の決め方を先に決めておくと、試着に行く手間が1回で済みます。
合わない箇所の数で、意味があるかが変わる

数えた結果を、そのまま次の行動に当てはめます。
| 合わない箇所 | 着たときの差 | 次にやること |
|---|---|---|
| 0か所 | ほぼ出ない | 既製品のまま。予算は靴とシャツへ回す |
| 1か所 | 小さい | 既製品を買って、その1か所を直しに出す |
| 2か所 | はっきり出る | オーダーにすると価格差を回収できる |
| 3か所 | 大きく出る | 既製品では合わせきれない |
分かれ目は2か所です。1か所だけなら、既製品を買って直しに出すほうが、金額も時間も小さく終わります。
0か所の人がオーダーにしても、変わるのは生地と裏地だけです。着心地とシルエットは既製品のときと同じままになります。同じ予算を靴とシャツへ回すほうが、人から見える部分は動きます。
3か所すべてがずれている場合は、既製品を選び直しても合いません。サイズ表の組み合わせそのものから外れているためで、直しの回数を増やしても追いつかない領域に入ります。
枚数の考え方も一度そろえておくと迷いません。私服と仕事着の枚数を決めてから作ると、1着に何を担わせるかがはっきりします。
生地とブランドは、意味があるかを決めない

オーダーの案内でいちばん目立つのは生地の種類です。ただし生地は、合わない箇所を合わせる要素ではありません。
- サイズの問題:肩線の位置、胴回りの余り、着丈と袖丈
- 好みの問題:生地の格、ブランドの名前、裏地や刺繍
「意味があるか」という問いに答えるのは、上の行だけです。下の行は満足度には効きますが、着たときの合い方は変えません。
生地を上げると、光り方としわの戻り方は変わります。それでも、落ちている肩線は生地をどれだけ上げても落ちたままです。
順番としては、まず3か所を合わせます。生地を選ぶのはその次です。1着目から生地や色で遊ぶと、着られる場面が限られて出番が減ります。ここで外した例はオーダースーツで後悔する理由にまとめてあります。
金額に迷いが残るときも、上げる先を生地にしないでください。服が高いと感じるときに効くのは、値段の見直しではなく配分の見直しです。
採寸を店でやるか、自宅で済ませるか

作ると決めたあとに残る判断は、採寸をどこでやるかです。ここも合わない箇所の数で決まります。
2か所以上ずれている体型は、直立で測った数字だけでは拾いきれません。肩の高さに左右差があることや、猫背の度合いは、メジャーの数字に乗ってこないためです。人に測ってもらうほうが外しにくくなります。
1か所だけの人は、自宅で採寸を済ませる型でも差は出にくくなります。手持ちで一番合う1着を基準にできるためです。
価格と納期は、この記事の上に置いた比較表で並べています。採寸の場所が変わると、かかる時間の種類も変わります。店なら来店の1回分、自宅なら測り直しの手間です。
どちらを選んでも、仕上がってから寸法を大きく変えることはできません。数えた結果が2か所以上であることを確かめてから進めてください。
いま作らないほうがよい場面

数えた結果が2か所以上でも、先送りしたほうがよい場面があります。
- 体重が増減している最中:仕上がる頃には寸法が変わり、作り直しは効きません
- 今年着る回数が数えられるほど少ない:1回あたりの負担が大きくなります
- ずれが1か所だけ:既製品と直しで足ります
体型が動いている時期に作ると、合っていない1着が手元に残ります。合わせて作った服ほど、体型が変わったときのずれが大きく出ます。
冠婚葬祭でしか着ないなら、そもそもスーツを作る話ではありません。何日先に必要かを先に数えるほうが早く終わります。冠婚葬祭の服がないときで日数から逆算する形にしてあります。
先送りしても失うものはありません。体重が落ち着いたら、同じ3か所をもう一度数えるだけです。
まとめ
- オーダースーツに意味があるかは、生地やブランドではなく体型で決まる
- 既製品と差が出るのは肩幅・胴回り・着丈の3か所だけ
- 鏡の前でその3か所を見て、合わない箇所を数える
- 2か所以上なら価格差を回収できる。1か所以下なら既製品と直しで足りる
- 体重が動いている時期は、数えた結果に関係なく先送りする
まずは手持ちで一番合う1着を着て、肩線がどこで終わっているかだけ見てください。
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よくある質問
平均的な身長と体重なら、意味はないですか
平均に近いことと、3か所が合っていることは別です。身長が標準でも、胸囲の割に肩が広い人や、胴回りだけが太い人はいます。既製品のサイズ表は身長・胸囲・胴回りの組み合わせで作られているため、どこか1つが組み合わせから外れると、その箇所だけが合わなくなります。数字ではなく、鏡の前で肩線・前ボタン・着丈を見て数えてください。
安いオーダースーツでも意味はありますか
価格帯ではなく、合わない箇所が減るかどうかで決まります。合わない箇所が2つ以上ある人なら、下の価格帯でも既製品より合います。逆に合わない箇所が1か所以下の人は、価格帯を上げても着たときの差は小さいままです。生地の格を上げたいという目的なら、それはサイズとは別の話になります。
オーダーにすると長持ちしますか
生地と仕立てが同じなら、持ちの差はサイズの合い方から出ます。肩や胴回りが窮屈な状態で着続けると、縫い目と生地に力がかかり続けます。合っている1着のほうが、同じ着用回数でも傷みは遅くなります。ただし合わせて作ったから傷まないということではなく、着る間隔を空けることのほうが効きます。
1着目からオーダーにしてよいですか
1着目から作ってかまいません。ただし1着目は、色も柄も既製品を選ぶときと同じ基準にするほうが外しにくくなります。オーダーの利点はサイズであって、自由度ではないためです。明るい色や強い柄は着る場面が限られ、作った1着の出番が減ります。
採寸は店と自宅のどちらが良いですか
合わない箇所が2つ以上ある人は、店で測ってもらうほうが外しにくくなります。複数の箇所がずれている体型は、肩の高さに左右差があることや、猫背の度合いが寸法に乗ってこないためです。合わない箇所が1か所だけなら、自宅で採寸を済ませる型でも着たときの差は出にくくなります。
参考・出典